ら行のギター関連用語
ら
・ライトゲージ
ギター弦の太さの種類。ライトゲージは現在一番よく使われているサイズ。ヘビーゲージ、ミディアムゲージが一般的だった時代では、ライトゲージは一番細いゲージだった。
・ライトハンド奏法
ギターテクニックの一つ。タッピング奏法ともよぶ。右手を指板側に持っていき、弦を押さえてメロディを演奏する。
・ラミネイト
合板のこと。何枚かの薄木材を張り合わせて作った板材。強度に優れる反面、ソリッド材よりも安価な扱いとされている。エレアコなどではハウリング防止のためあえてラミネイト材で製作されている。
・ラウンドワウンド
弦の中でも巻弦のことをこう呼ぶ。プレーン弦をさらに金属で巻いてある状態の弦。エレキガットギターの場合は4〜6弦、アコギの場合は3〜6弦にはられている。
・ラウンドホール
サウンドホールの形状。ギターの表板のサウンドホールが円形状になったもの。楕円形のものはオーバル・ホールと呼ぶ。
・ラスゲアード
ギター奏法の一つ。フラメンコギターでよく使われるテクニック。方法はいくつかあるが小指から順に指を徐々に開いてジャランとかき鳴らすのが一般的。
・ラグタイム
ラグタイムは19世紀後半頃から黒人のミュージシャンによって広められた音楽ジャンルの一つ。主にピアノ演奏をルーツ音楽を基本とするシンコペーションを多用したメロディーが特徴。メロディー・ラインとベース・ラインの拍のずれているため、「ragged time」(不揃いのタイミング)と命名された可能性が高いが由来はまだわかっていない。
り
・リードギター
主旋律パートを演奏するギターこと。
・リズムギター
リズムパートを演奏するギターのこと。コード奏法で弾くのが一般的。
・リイシューモデル
英語でreissue model。メーカーがかつて生産していた終盤モデルだが要望に応じて復刻させたモデル。
・リバーブ
エフェクターの一種で残響、反響音を付け加える装置。アンプの機能として予め備わっているケースが多い。
・リフ
特有のフレーズを繰り返し弾くこと。
・リゾネーター
別名リゾフォニックギター。1930年代にナショナル社が開発し、ハワイアン・ミュージックを中心にスライド・ギターとして利用された。ボディにスピーカーのような共振盤が備えつけられている。
る
・ルシアー
弦楽器製作者、手工ギター職人のこと。本来はリュート奏者の意味。
ルート音
和音のベースとなる音のこと。別名根音ともいう。
れ
・レギュラーチューニング
ギター全般の標準的なチューニング状態のこと。
ろ
・ローコード
開放弦の響きを利用した、0フレットから3フレットまでの弦を押さえるコードフォームのこと。
・ローポジション
一般的に5フレット目ぐらいまでをローポジションとよぶ。
・ローズウッド
アコースティックギターのサイド板、バック板によく使用されている木材。サステインがよく効き、深みのある音が特徴。マホガニーと並んでよく使われる代表的な木材。
・ロゼッタ
アコースティックギターのサウンドホール周辺に施されている装飾。
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